金曜日のノート

ある日、突然EXOに落ちました

そなえよ、東京ドームコンサートに思うこと。

なにはともあれ、ペンミ楽しかったですね。2日目には黒前髪セフナが降臨しました。わしわし。レイちゃんもますます好きになりました。ギョンスは友だちになりたい人ね。「ほとんど何も見えてない」とか、あんなにネームボードとか、声援とか上がりまくってて言える?どこまでも予想を超えてくるギョンス。最高です。

↑ここまでペンミ直後に書きかけで終わっていました。そしたら、あいや。タオタオの事があり、"なにはともあれ"が茶番に。

でも、まあ書こうと思っていた事が、あれから数週間経った今も消えていないので書きます。

今回のペンミで1番心に残ったのはカイくんのダンスでした。ダンスとファンサに見えてくるものに考えさせられました。カイペンでないけど、それは本当に正直に言える。

私はカイくんのダンスをライブでちゃんと見たことがなく、斜めだったけれど、肉眼で全身見える位置だったのは初めてでした。(だから、カイくんダンスに感嘆するなんて今頃かよ!という突っ込みには謝るしかないです。ごめんなさい)

カイくんのダンスは何ていえばいいのか。ダンスそのものの質が違いました。レイちゃんもそれはもうすごいのだが、技、職人という感じに対して(それもすごくすごく好き)、カイくんは個人が浮きだつのです。カイくんが意図するしないに関わらず、ひとりの人間としてのカイくんが出ている。だから、ほかのメンバーと馴染む感じでもなくて、その技術で引っ張るというのでもあまりない。孤立はしていないけれど。カイくんはグループに馴染んじゃいけないんじゃないかと思うほどでした。ダンスにおいては。

彼は生まれつきのダンサーで、いま、いる場所がたまたまEXOというグループで、その偶然がとても素敵で魅力的なんだけれど、もしEXOがなくても彼は踊っていたんだろう。すこし悲しくもあるが、それがはっきり分かった日でした。

カイくんのファンサが、また残るものでした。まず、じぃーとファンを見る。無言で。そして手を差し出したり、振ったりしてくれる。外見とか年齢とか関係なく、誰に対しても同じように。自分がEXOという人気グループで、さらにそこでも一目置かれている存在である事より、個人としてファンと向き合っているように感じました。個人でしか向き合えないような。キャーキャー言われてる状況にも定着していない。キャーキャー言われてるのが、嬉しいカイくんだったら、どんなに楽か。でもそれはカイくんでない。それを遠くから見るこちらは、なんだか寂しさも覚えました。またショックでもありました。しかしながら、EXOのカイくんはそれでこそEXOカイなんですよね。

東京ドームコンサートに関して、EXOには早過ぎるんじゃないか、ファンサに対応できるか等、心配の声が飛び交いましたが、もうそれはたぶんコンサートを数々見てきた人たちの意見であれば、そうなんだろうと思います。EXOが若いグループでコンサートの経験が少なければ、そうなるんだろう。

ただカイくんの踊りに関しては、私は見る側がもっと受けとめなければいけないものだと感じてしまった。"かっこいい"とかだけではなくて。ドームで巨大なモニターを通してではなく、彼の呼吸や、身体の音が伝わってくる距離で体験しなければいけないものだと思いました。それは会社の課題でもあるんだろうな。

私はウルロンから、あれよあれよという間にEXOにはまった。ウルロンのPVの完成度と、友人の言葉をかりるなら「EXOしかできないパフォーマンス」、カイくんのダンスを主として統制のとれたKと、それと拮抗するかのようなMの強さに惹かれてEXOを好きになった。メンバーたちそれぞれが完璧過ぎるほど完璧なのに、枠に収まりきらない。

EXOは乗りこんだ船だから、どこに行き着くかは私には決められません。また、苦楽をともにするみたいにも考えられない。私にとって、最大の魅力であったメンバーそれぞれのバランスも、また変わっていってしまう。

東京ドームコンサートが決定した時、EXOメンバーは一体どんな気持ちだったんだろう。最近そんな事をぼんやり考えます。

(画像はお借りしました)